英語力は将来の自分を助ける力になる

[英会話力]を身につけると言ってもどのレベルの英会話力なのか定義が難しく、当塾では英会話という内容での授業はしていません。

英会話のレッスン、となるとテキストで想定されるフレーズを暗記することが中心になり、簡単な受け答えを会話のように繰り返しても、英語の語彙や表現のスキルが短期間で上がるのはなかなか難しい面もあるでしょう。

 

海外の方と英語で会話をするとき「好きな〇〇は何ですか?」「暇なときに何をしていますか?」などと聞かれることはなく、

「日本の政治は~?」「日本の税金は~?」「日本の医療保険は?」など日本に興味があり、生活に近い話題が会話の中心になることが多いです。

 

英語は受験勉強だけの英語ではなく、大学生、社会人になったときに英語をどう使うのか、どう活かしていくのか意識して学習していくことは非常に大切だと思います。

特に今後は日本だけでなく、海外で働くことも視野に入れていくことが必要であるという声も聞きますが、私も全く同意見です。

 

生徒さんたちには近い将来、海外で学んだり、働いたりするときに通用する英語力を身につけてほしいといつも意識しながら、語彙や表現を教える時には色々わかりやすく付け加えるようにしています。

 

例えば、「見て!」と「ご覧ください」、同じ意味でも使う状況は異なります。

英語も同じで、状況に応じて正しく使えることが重要です。

状況に応じたふさわしい英語で話せる力はこれからますます必然になるでしょう。

 

単にフレーズだけを暗記せず、自分の英語力で会話を広げられる努力が必要です。

「お手伝いしましょうか?」もMay I help you?などのワンパターンではなく、状況に応じて3つでも4つでも5つでも、いろんな表現ができるように意識してみると、友達との会話、緊急の場合、フォーマルな場面での丁寧な会話力、など表現の幅が広がります。

 

英語はせっかく学ぶのであれば自信を持って自分の言葉で会話ができること、

そのことを意識して学ぶ英語はたくさんの未来への可能性を広げてくれると思います。

仕事、趣味、海外の友人、旅行など、英語力はあらゆるところで自分を助けてくれますし、英語が使えると楽しいことばかりだと思いますよ。