中学生で高校英語を学ぶ強み

新年度が始まり、2か月ほど経ちました。

中学3年生、高校3年生にとってはそろそろ受験準備を本格的に進めていく時期になると思います。

今回は、中学生の時期に高校の英語学習を始めるメリットについて書きたいと思います。

 

★中学3年生の英語

鹿児島県の公立高校入試は過去問題が大きく変わることなく、対策がしやすい内容です。

私立高校もそう難易度は変わりません。英語が得意な方であれば8-9割強ほどは取れるのではないでしょうか。そうであれば、同じような入試問題の過去問題を繰り返すよりも、高校生の英語に進んだ方がずっと得策です。

高校入試がない場合は中2くらいから高校の英語準備ができます。

 

なぜ高校の英語学習を先取りした方がいいのか?

①高校入学直後から英語の授業ではかなりの勉強量が必要になります。予習として教科書の単語を調べたり、長文を読んだり、英語を書くことが激増しますが、中学生のうちにある程度の理解を進めておくことで相当の負荷が減ります。

 

②中学生が高校3年生までの英語文法や語彙範囲を概ね終えることはさほど大変なことではありません。

中学生の時期に高校の英語学習を学習することで、高校進学後、英語学習の全容が理解でき、長文読解や会話、ハイレベルなリスニング、英語でのディスカッションや、大学の選択肢が増える、海外留学、英語資格など色々なことへチャレンジすることができます。

 

 ③先取りで英語を学習することは、今、何を自分が学習しているか把握できること、何が大切かということを取捨選択することができます。

早い時期に自分の英語学習法が確立できると言うことは大きな利点だと思います。

 

 

ただし、中学生で高校生の英語を学ぶためには、学習するご本人が中学生で学習する基礎英語をしっかりと理解できていること、そして楽しく学べることが重要です。

(基礎英語ができていないと感じる方は、まずは中学生の英語をしっかり学ぶことが大切です。学校の教科書より市販の英語の問題集の方が理解しやすいと思います。)

 

受け身ではなく、楽しくご自分で学ぶ意欲を持つ、自分で考えて学ぶ過程を組み立てることができる力は英語に限らず、非常に大きな強みになるのではないかと思います。

 

 

次回のブログでは高校生の英語についてお話ししたいと思います。