中学生の英語教科書は何を目指す?

中学の英語教科書はNEW HORIZONを使っているところが多いのではないかと思います。

内容をご存知の方は、以前のものと比べると内容が格段に難しくなっていると思いませんか?

 

学習する内容が先取りになりましたし、ワークブックの語彙も非常に多く、中学校で初めて英語を学習する方にはかなり難しい内容になっています。

4月にアルファベットを書かせた後にこれは。。と思うような内容で進みます。

 

気になっている点をひとつ。

中学生の英語は「~を英語で書きましょう」という問題も多いのですが、

例えば、ワークブックに載っている英語の表現

① I don't know.  わかりません

② I have no idea.  わかりません

③ I don’t understand.  わかりません 

④ I am not sure.   わかりません

などの表現があります。

 

テストでは 「わかりません」を英語で書きましょう

という形式で問題が出されることがあります。

この場合は上のどの答えが正解なのでしょう? 

 

わかりません⇒ (          )(          )(           ).   3つのカッコだと、I don't know.  もしくはI don’t understand. かな?という感じで書いてしまわざるを得ないと思います。

 

A さん  この箱ってどうやって開けるのかな?

Bさん  うーん、鍵もないね。この形は初めて見るし、どうやって開けるのか全くわからないよ!

この場合の「わからないよ!」を英語で表現すると??というような、会話や状況、場所を想定した出題なら記憶に残るかもしれません。(答えは複数あります)

 

中学生の英語の教科書は、会話のパターンを教えたいのか、表現を暗記させたいのか、単語を間違えずに書かせたいのかわかりませんが、確実に言えるのは、テストで高得点を取る方法は学校や塾で繰り返し繰り返し書いて、指定された表現を間違えずに書いた場合のみ。です。

 

日本人は長い間英語を話すことが苦手だと言われてきて、学校教育の英語も改善を重ねて現場の先生方も熱心に対応をされていると思いますが、日本語に該当するものを英語で書かせることが中心だと、グローバル化、コミュニケーション能力の向上を謳っている学習要綱の主旨に沿っているのか定かではありません。

 

残念ながら、しばらくはこの先もこのままの状況で続きそうですね。。