高校の英語テスト

各高校では新学期が始まってすぐ実力テストがあり、5月の連休以降は各種模試や定期テストが始まります。

 

「高校の英語のテストが悪くて・・」とおっしゃる方も多いのですが、英語の勉強の方法がよくわからないから、テストもどう対策していいのか分からないという方も多いように感じることがあります。

 

高校の定期テストは教科書やワークなど範囲内の語彙、文法、読解ができれば平均点以上は取れるようになっていますが、たまに難易度の高い問題を出題している定期テストを見かけます。

 

高校2年生の終わりから3年生であれば、力試しに難易度の高い問題を出されるのは当然だと思いますが、高校1年生の早いうちから非常に難しい英作文や難解な読解がテストに出されると、

「頑張って毎日教科書の予習や課題をしても英語はテストでいい点数が取れない」と、自分は英語が出来ないと自信を無くす方が多いのではないかと思います。

中学生までは勉強した分、テストの点数に結びつきましたが、高校は「勉強のやり方」が大きく左右します。

 

特に英語は語彙が非常に重要で、単語を知らなければリスニングはもちろん、読むことも書くことももちろん話すこともできません。

学生の皆さんはまずは語彙力をコツコツと身につけましょう。

前のブログでも書きましたが、目の前のテスト対策だけではなく、もっと先の将来を視野に入れてたくさんの単語を意味を知りながら覚えていくとあらゆる面で役に立ちます。

 

英語の勉強の仕方がわからない、何から始めていいのかわからない、という方が増えています。

①文法解説書で文法を理解する②文法問題を解く③語彙を増やす、とった基礎をしっかり固めましょう。

やるべきことを確実に続けていきましょう。

 

 英語の学びが苦痛であっては意味がありません。

高校の定期テストの場合、点数だけに囚われず、日々の理解度の確認をするために学校のテストがある、という捉え方でいいのではないでしょうか。

そもそも学校の定期テストは日々の課題確認の意味が強いと感じます。

その反面、テスト終了後、テスト訂正として間違えた文をノートに何十行も書かせたり、ノート1冊に単語をひたすら書き写せるところもあります。

この時代に質より量を求める、苦痛しか感じないその作業に何か意味があるのでしょうか。

 

英語を学ぶことが苦痛でないこと。

楽しいから続けられる、楽しいから学びたくなる、それが一番大切なことなのではないかと思います。